主題歌は鶴

主題歌は鶴

映画「アフロ田中」の主題歌を担当した「鶴(つる)」は日本の3人組のバンドです。鶴という一風変わったバンド名とメンバー全員がアフロヘアーという特徴的なビジュアルで一時期話題となりました。見た目だけでなく音楽もとてもよく、ポップでディスコ、またはキャッチーでファンキーなサウンドが一度聴いたら耳から離れないことでしょう。ただ、そのバンド名のせいでインターネットで検索し辛いという欠点もあります。そんな時は「鶴 アフロ」で検索するといいでしょう。しかし現在はアフロを卒業し、普通の髪型で活動しています。

鶴というバンド

鶴は2003年に結成された3人組バンドです。メンバーはいずれも埼玉県入間郡鶴ヶ島町(現在の鶴ヶ島市)出身で、鶴ヶ島市立西中学校在学時代の同級生でした。学生時代はともに同じバンドで活動していたのですが、高校卒業と同時に別々のバンドを組んで活動するようになりました。しかし、それぞれのバンドがほぼ同じ時期に解散し、久しぶりに一緒に演奏したところ「しっくりきた」ため、2003年に「鶴」を結成するにいたりました。バンド名は出身地の鶴ヶ島市に因んでいます。もともとは出身校を略した「鶴西」から由来し、インパクトがあって目出度いという理由から「鶴」の一文字だけを採って現在のバンド名になったそうです。メンバー全員がアフロヘアーのかつらをかぶり、メガネをかけ、柄入りのワイシャツ(メンバーは「キモシャツ」と呼んでいる)とブーツカットパンツを着用しているビジュアルが特徴でした。キャッチコピーは「ウキウキ&切なさの伝道師」で、ポップでどこか懐かしいサウンドが魅力のバンドです。日本テレビの情報・バラエティ番組「PON!」では番組のジングルを担当しています。2011年10月、ツアー最終日をもってトレードマークであった「アフロ」を卒業しました。これは、アフロヘアーというキャッチーにビジュアルを辞め、純粋に音楽だけで勝負をしたいという思いからだったそうです。

メンバー

  • 秋野温(あきのあつし)・・・1981年9月11日生まれ。ギター・ボーカル担当。愛称は「あっつぃー」。
  • 神田雄一朗(かんだゆういちろう)・・・1982年3月27日生まれ。ベース・コーラス担当(ウキウキベース)。1996年のF1ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルのファン。
  • 笠井快樹(かさいよしき)・・・1981年11月10日生まれ。ドラム・コーラス担当(てんぱりドラム)。愛称は「どん君」。

略歴

  • 2003年・・・初春、各々が組んでいたバンドがほぼ同じタイミングで解散。これをきっかけに鶴を結成した。下北沢や新宿のライブハウスを中心に音楽活動を展開し始める。
  • 2004年8月・・・アルバム「素敵CD」でJAM Orchestra recordsよりインディーズビューを果たす。
  • 2004年10月・・・鶴ヶ島市が発行する広報誌「広報つるがしま」の1コーナー「輝いてます」において、初めてのメディア出演。なお、同コーナーに団体が取り上げられたのは創刊以来初めてのことだった。
  • 2006年9月・・・アルバム「浪漫CD」をR and Cより発売。
  • 2006年12月・・・「COUNTDOWN JAPAN 06/07」へ、インディーズ活動のバンドながら抜擢される。
  • 2007年7月・・・ミニアルバム「ダンディー・ダンディー・ダンスィング」を自主レーベルから発売。
  • 2007年8月・・・「ROCK IN JAPAN FES.2007」へ初出演。
  • 2007年11月・・・WARNER MUSIC JAPANとの契約を発表。
  • 2008年3月・・・DVD付きシングル「恋のゴング」でメジャーデビュー。
  • 2009年4月・・・メジャー初となるアルバム「情熱CD」を発売。
  • 2011年10月・・・ツアー最終日をもってトレードマークの「アフロ」を引退。

影響を受けたアーティスト

バンドの音楽性の基盤となっているのはTHE YELLOW MONKEYであることを公言しています。音楽活動の始まりは、高校生時代に結成したTHE YELLOW MONKEYのコピーバンドだったそうです。また、秋野はCHAGE and ASKA、神田はCHAGE and ASKA・Earth・Wind & Fire・Aerosmith、笠井はMr.Children・山下達郎・ユニコーン・advantage Lucyに、それぞれ影響を受けたと語っています。音楽性はファンクにも影響を受けており、最初にファンクに触れたのが、Jackson 5の「I Want You Back」であることを公言しています。ライブでは「I Want You Back」をSEとして必ず使用しています。作詞作曲においてはフロントマンの秋野曰く「みんなの耳に残って、みんなが歌える曲を作りたい」と語っています。歌詞に関してはメンバーの体験が反映されることが多いそうです。バンドサウンドをベースとしながらも、「恋のガソリン」ではピアノ、「桜」ではストリングスを使用するなど、様々な楽器を使用しています。コーラスに関しては、神田が高音を、笠井が低音を担当しています。鶴ヶ島市市長の藤縄善朗は彼らのファンであることを公言している人物のひとりで、「ビートルズといえばリバプール、鶴と言えば鶴ヶ島」というコメントも各所で発しています。自身の楽曲の作成だけでなく、楽曲提供も行っており、ベイビーレイズの3rdシングルJAMPに収録されている「SMILE」、6thシングルの恋はパニックに収録されている「恋はパニック」、ファーストアルバム自虎紹介に収録されている「勇気のうた」「ロックオンダーリン」「TIGER SOUL」などはその代表例です。

ディスコグラフィー

シングル

  • 2008年「恋のゴング」
  • 2008年「夏の魔物」・・・フジテレビ系全国ネットアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」エンディングテーマ
  • 2008年「恋のガソリン」
  • 2009年「桜」・・・TBS系スペシャルドラマ「君のせい」主題歌
  • 2009年「アリタリナイ」・・・カップリングの「燃えるような恋じゃないけど」はテレビ東京系アニメ「クロスゲーム」のエンディングテーマ。
  • 2010年「小さくても世界は変わってる」
  • 2010年「朝が来る前に~さすらいバージョン~」・・・「鶴とさすらいアフロ田中」名義。のりつけ雅春の漫画「さすらいアフロ田中」とのコラボレーション。
  • 2011年「秘密」
  • 2012年「夜を越えて」・・・映画「アフロ田中」の主題歌。

配信限定曲

  • 2009年「その一歩」・・・TBS系「キングオブコント」内で放送された「オロナミンCドリンク」CMソング。

アルバム

  • 2009年「情熱CD」
  • 2010年「期待CD」
  • 2011年「ハートの磁石」
  • 2012年「我がまま」
上京したてのあなたへ